
介護の仕事を辞めたくなる理由シリーズの今回は【上司の言動についての巻】です。介護業界に限らずですが、上司は選べませんからね。入った職場にどんな上司がいるかで、その後の自分の人生も変わってきます。その人のせいで退職することになるかもしれませんし、介護業界から離れることになるかもしれませんし、逆に介護にやりがいを感じてバリバリと出世するかもしれませんし。まぁ、とにかく出会いって自分の人生を変えていく一番の力を持っていますからね。
今回は、あなたにマイナスの力を及ぼす上司の言動についての話です。こんな上司がいる職場は去ったほうが良いでしょう。
「オレの立場も考えてくれよ」的上司
こういった上司はどこの企業でもおられると思います。
一言で言えば、身の保身ばかりを考える上司の事ですね。
こういった方が上司をしていると、結局、経営者の言いなりになってしまう構造が出来上がってしまいます。実は経営者はそういうつもりではないのに、この「オレの立場も考えてくれよ」的上司が挟まると、自分の狭いフィルターで物事を見ますから、部下たちにうまく伝わらないのです。
そして、部下たちの悲痛な叫びを聞いても、経営者に自分が責められたくないから、経営者に上手く伝えらえず、挙句の果てには、部下たちのふがいなさをバカにするように経営者に話すのです。
私もよくこんな上司見てきましたけど、その都度、
お前、どれだけ自分がかわいいねん!!\(゜ロ\)
ってよく思っていました。
まぁ、保身の気持ちは誰にでもあることなのでね、そんなに責めるつもりもないですけど、そんな人の部下になった人は苦労しますからね。
「オレを超えていけ(本当は逆)」的上司
私の周りにはよくいました。
「お前には成長して、オレに追いついてオレを超えて行ったらいい。その為にオレを踏み台にしたらいい。」
こんなセリフを吐く人が・・・。
一見かっこいいように見えるかもしれませんが、これウソですからね(;^ω^)
こんな事を言う人に限って、部下の成長を本当に喜びはしません。
本当は超えて欲しくないんです。
あなたにいつまでも自分の下にいて欲しいんです。
そしてチヤホヤして欲しいんです。
こんな人に気に入られようと努力すると、自分までバカになりますからね。
一般論を糧に部下を統制しようとする上司
何かにつけ、部下を統制しようとするときに、
「それは普通はダメでしょ。」
「常識で考えたらわかるでしょ。」
「社会一般的にはそれはアウトじゃない?」
といった一般論を持ち出してしか自分の意見を通せない人がいます。
これ無意識的にやっちゃうから、なかなか気づけないんですが、部下に限らず、人に対して話する時は、説得力ゼロです。
要は「レールの上をしっかり走れ!」と言っているのと同じですからね。
特に介護業界なんて、まだまだ未知の世界が多く、創意工夫がないとやっていけません。
「おっ、それいいんじゃない?」
「おもしろそうじゃん!」
などと、発想してはトライ&エラーの繰り返しをしていかなくてはいけません。
だから一般論に押しつぶされている暇などないのです。
しかし、こんな保身上司に限って、
「お前は行動力がないな~。」となどと言ってきたりします。
たぶん、自分がそうだとウスウスどこかで気付いているから、相手の中にそれを見つけようとするのでしょうね。
さいごに
今回は、介護の仕事を辞めたくなる理由【上司の言動についての巻】と題して、3つだけに絞って書いてきました。
この記事に書いたような上司は本当に大勢おられます。
だからこういった人に上手に合わせていかなければいけない側面もあると思います。
ですが、こういった要素を持つ人は明らかに、持っている世界が狭いです。
だから、その狭い世界の人にあなたが抑えつけられる事がないように、あなたはあなたの世界で物事を見ていってくださいね。
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