
私の直感ですが、介護職の人ってパソコン嫌いな人が多い傾向にありますよね。
スマホの時代になってから、若い人でもパソコンに触れる事が少なくなり、意外に使えない人も多いのです。
今日はそんな人の為の『excel』入門編です。
使えないよりは使えた方が圧倒的にメリットだらけですからね。
目次
『Excel』とは?何が出来るソフトなの?
と質問して、
と言われても、初心者の人にとっては何のこっちゃさっぱりわかりませんよね。
まずそこを解決しましょう。
『Excel』は「表」を作るのが得意
まず「表をつくるのが得意」という特徴ですが、介護現場でありがちな以下のような表が数分あれば作れてしまいます。
👆介護現場ではお馴染み、食事量のチェックする表ですよね。
👆勤務表なども作れちゃいます。
別にこんな表はWordでも作れなくはないんです。
ただ、「表」に関してはExcelの方が得意というだけのことです。
『Excel』は「計算」するのが得意
次に計算機能です。どんな計算が出来るかは、また以下の関連記事にて説明しますが、とにかくこの「計算機能」がExcelの真骨頂です。
計算式も色々ありすぎて、これがExcel嫌いの人を増やしている要因でもあるのですが、「本当によく使う且つ超便利」な機能に限って書いていますので、またご覧になってください。
これだけわかればもう基本的なことはバッチリです。
→関連記事:介護職のためのExcel仕事術(中級編)!「自動化」の基本を覚えるとパソコンが楽しくなる?(作成中)
→関連記事:介護職のためのExcel仕事術(上級編)!「超自動化」で雑用の処理速度が数倍アップ!?(作成中)
『Excel』操作はまずはこれだけ覚えよう
『セル』の概念
まず、『Excel』が『word』と決定的に違うのが、『セル』という概念です。
『セル』とは訳すと「細胞」とか「最小単位の小部屋」ということです。
Excelの画面を見てもらうとわかるように、確かに細胞のような小さな小部屋で構成されていますよね。
『Excel』では、この一つひとつの小部屋を『セル』と呼びます。
この小さな小部屋が集まって表のようになっており、要は最初から「表」の形式になっているということです。
『行』と『列』の概念
上で見た『Excel』の最初の画面では、表形式になっており、縦と横に『セル』が並んでいると思います。
この「縦」の『セル』の並びのことを『列』といいます。そして、「横」の『セル』の並びのことを『行』と呼びます。
『ワークシート』の概念
では画面の下の方に行きまして、「Sheet1」「Sheet2」などのように、小さなタブのようなものがあると思います。
このタブをクリックすると違う画面に切り替わります。
なんて最初はビックリするかもしれませんが、大丈夫です(^-^;
これは、『ワークシート』といって、違うページを開いているだけのことです。
つまり、一つのExcelのファイルが本ならば、ワークシートはその本の中のページという概念ですね。
『Excel』ファイル ☞ 本
『ワークシート』 ☞ ページ
このページはクリックする度に増やせますからね。
違った内容の表を作りたい時に、ファイル(本)を新たに作らなくても、ワークシート(ページ)に作れるということです。
さぁ『Excel』で簡単な表を作ってみよう
介護現場において『Excel』でどんな表を作れるか?
さて、これだけの事を覚えただけでも、介護現場においては色々な表を作成することができます。
例えば、上で見たような、
や
などなどが、簡単に出来てしまいます。
これだけで『Excel』を使えない人からは一目置かれますよ。
『Excel』はまずデータ入力
『Excel』はまず何においても、「どんな表を作るか?」に始まり、一つ一つのセルにデータを入力していくことから始まります。
例えば、こんなデータを入力してみましょう。
(※体裁を整える細かい操作はここでは省きます)
最期に『罫線(けいせん)』を入れる
最期に「表」として体裁を整えるために、『罫線(けいせん)』を書き加えます。
『罫線』とは、表の枠の線のことです。せっかく表を作っても、表の枠線がないと、表には見えないですよね。これを最後に整えます。
『罫線』は以下の図のように入れていきます。
そして、認識させた範囲(青色に変わっている範囲)の上にカーソルを持って行き、
(今回は、「外枠」と「内側」のみクリックして入れてみます。)
印刷プレビューで見てみましょう。
どうですか?一気に見栄えがよくなりましたね♪
まとめ
この記事では『Excel』の基本中の基本の操作について解説してきました。
おさらいですが、
❶『セル』の概念
❷『行』と『列』の概念
❸『ワークシート』の概念
という概念を覚えるだけで、あとは一つ一つどんな場面で『Excel』が便利なのかを事例を見て覚えていけば簡単です。
ここまでの内容は、ほんの5分もあれば出来ることですので、これだけのことで全くパソコンが触れない人からは尊敬されますよ(^_-)-☆