吃音者の『予期不安』が仕事上で武器になる!?その理由とは?
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吃音者にとって「予期不安」とは、ほとんどの場合悪いイメージしかないですよね。

しかし、こんな「予期不安」に毎日苦しめられている吃音者の私たちだからこそ、日々磨かれている武器があります。

この記事では、「予期不安」がなぜ武器になるのかについて、私の経験を踏まえて解説していきます。

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吃音の予期不安が武器になる理由は?

予期不安とは?

予期不安とは、

吃音者
「あ、この言葉どもりそう、、、。」

吃音者
「嫌だなぁ~、言いかえ出来ない言葉だしな~。」

という、

「まだ起きてないけど確実に起こるであろう未来について不安になること」

ですよね。

社会生活において「予期不安」は必要!?

吃音者にとっての「予期不安」とは、正直、辛いものでしかありませんよね。

これにどれだけ頭を悩まされてきたか・・・私も当事者だからよくわかります。

しかし、先ほど書いたように、

「まだ起きてないけど確実に起こるであろう未来について不安になること」

と角度を変えて捉えるとどうなんでしょう?

社会生活を営むうえで誰しも必要なことなのではないでしょうか?

「予期不安」能力は「リスク対策」に絶対必要なスキル

「予期不安」という言葉がどうしてもマイナスイメージを与えてしまうのですよね。

しかし、「予期不安」を「能力」という視点で見てみると、

「未来を予見し、リスクを回避する力」

と見ることが出来ます。

「予期不安」=「リスク予見能力」

ということです。

 

会社で働く社会人にとっては、

経営者
「会社に利益を残すのじゃ!」

そして

経営者
「損失を未然に防ぎ、最大限まで抑えるのじゃ!」

の両輪が絶対に求められます。

つまり「リスク予見能力」は、社会人にとっては絶対的に必要なスキルですよね?

現在流行しているコロナウイルスのような感染症もそうですが、地震対策しかり、企業の不祥事対策しかりです。

私が社会人として働く中で、自分の「リスク予期能力」がいかに周囲の社員よりまさっていると感じたことを以下の項目で書いてみたいと思います。

 

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吃音の予期不安を武器だと感じた具体例

リスクに敏感になる

私は主に介護・福祉の業界で働いてきました。

福祉業界なわけですから、

経営者
「社会的なイメージがとっても大切」

なのです。

そして、社会問題にもなっているように、

「人手不足」

の最たる業界です。

現在、コロナウイルスの影響で医療崩壊が叫ばれてます。

しかし、あまり報道されなかっただけで、以前から介護現場崩壊もそこかしこで起きていました。

とにかく、「辞める人が多い」のです。

この「退職者が多い」というのも一つのリスクです

私が中間管理職をしていた時は、この「退職リスク」をよく経営者に訴えていました。

しかし、経営者でさえ「退職リスク」をそこまで自分事として捉えていないのです。

だからこそ、この業界では職員の大量退職などが起きてしまいます。

 

社会人の「リスク対策」とはなにか?

社会人になると「リスク」に敏感な人の方が圧倒的に有利です。

しかし、色々なリスクをきちんと把握し、手を打てている人はそうはいません。

先にも書きましたが、企業で働く社会人にとっては、

企業で働く社会人に求められること
「会社に利益を残す」

「損失を未然に防ぎ、最大限に抑えること」

が求められます。

だから、

「自分のいる業界ではどんなリスクがあるか?」

という事を真剣に考え、その対策を上司に提案していく事が求められます。

そして、それが評価につながるわけです。

「働く」とは「傍楽」と言われます。

 

私のような介護・福祉業界でありますと、以下のようなものが特に大きなリスクとして挙げられます。

介護業界の特に大きなリスク
・不祥事リスク

・職員退職リスク

・感染症リスク

どれも、事業の継続に関わってくる大きなリスクです。

 

BCP(事業継続計画)とは?

あまり聞きなれない言葉ですが、BCPとは

『事業継続計画』

つまり、

BCP(事業継続計画)とは?
大きなリスクによって、事業を継続出来ないような事態になってしまわないように対策(計画)を練っておく

という事です。

主に、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などを受けた場合の考え方のようですが、私は介護業界には上で述べたリスクにより経営が破綻する危険を強く感じていました。

だからこそ、以前勤めていた施設では、ずっと前からBCPの概念を経営者に訴えてきましたが、

わたし
「わが社も社員も一丸となってBCPを考えていくべきだと思われます。具体的には・・・」

経営者
「ちゃんと考えておる。じゃ。(立ち去る)」

のように、あまり真剣に取り合ってもらえませんでした。

そして、実際に多くの職員が退職し、人手不足に困ってどんどん残った職員が疲弊していく悪循環に陥っていきました。

もし、破綻でもすれば、多くの雇用も失うわけで、地域社会への影響も大きくなるわけです。

そして、現在の新型コロナショック・・・。

医療崩壊のみならず、介護業界は、施設内に感染者が出ようものなら、完全に終わります。

 

この項でお話したように、経営者を含め、「事業の継続まで脅かされるリスク」という者を真剣に考えている人は少ないです。

そして、私も吃音による予期不安があったからこそ、先を予見したリスク回避の力が磨かれていたと思われます。

 

吃音の『予期不安』の適切な捉え方は?

この地球上には、すべての動植物の生命体に「オス」と「メス」の2種がいることにより繁栄してきたように、

世の中の物事すべてに

『両面』

『両軸』

『両輪』

といった2極があるのです。

どちらが良い・悪いという話ではありません。

二つが揃って初めて意味をなすものなのです。

男女しかり、N極とS極しかりです。

片手落ちではダメなのです。

吃音の悩みに押しつぶされている時は、この片面しか見れていない時なのです。

ただそれだけの事です。

だからこそ吃音に苦しむ人は、物事の見方を柔軟にするために、色々な書物に触れ、色々な人と触れあいう事が大切なのです。

おわかりだと思いますが、これは別に吃音者に限ったことではありません。

この世に生きる「人」すべてにおいて、幸せに生きる為には知っておかなくてはならない事なのです。

だから、吃音者は、「予期不安=リスク予見」の能力を磨いて、是非、社会に役立てていきましょう!

 

まとめ

社会生活をしている中で、多くの人とふれあっていくと、

「え?こんな危険も予見できなかったの?」

と思うことが多々出てきます。

「なるべくしてなっているだけじゃん?」

とつい思ってしまったりしますが、そんなことを言うと

「なんか嫌なやつ~」

と、嫌われますからね(笑)

私はまだ吃音者になる前は、若気の至りもありましたが、危険をかえりみない冒険野郎でした。

しかし、ここまでリスク対策に敏感になったというのは、吃音症がもたらしたものであるとしか言いようがありません。

あなたの『予期不安』が、会社や家族、ひいては社会を救うための『リスク予見能力』になることは間違いないと思っています。

是非、プラスに活用しましょうね。

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