吃音症は子供の頃になるほうがメリットが多い?その理由とは?
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この記事では、今まさに吃音に苦しむ子供たちに向けて書いた記事です。

「吃音症は子供の頃になるほうがメリットが多い!」というテーマですが、決して「子供の吃音のほうが楽」という内容ではありませんからね。

吃音の辛さは比較できるものではありません。個人によって千差万別です。

でも、世の中のことをまだあまり知らない分、子どもたちが吃音に悩むさまはあまりにかわいそうすぎます。

この記事は、そんな子供たちに向けて、吃音の悩みに頭を占領支配されたまま大切な10代を過ごさないように思いを込めたメッセージです。

私が20年以上吃音者として生きている中で経験した結果の話です。

今まさに吃音症で悩み続けている少年少女のみんなは、是非読んでくださいね。

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大人になってから吃音症になる事の苦しみとは?

私は大人になってから吃音者になりました。

だから、子どもの頃から吃音に苦しむ子たちの本当の気持ちを100%理解することは出来ないと思っています。

しかし、ここに書くことは間違いのない真実です。

是非、参考にしてくださいね。

大人になってからの「吃音」の苦しみとは?

大人になってから吃音者になる人と、子供の頃に吃音者になる人との決定的な違いは、

「経験値」

です。

「経験値」って普通は、良い意味でとらえられますよね?

ドラクエで言えばレベルを上げるためのアレです。人生経験値なわけですから、普通はあればあるほどいいんです(^-^;

しかし、大人の吃音者はこれが特に邪魔します。

以下でそれを説明していきますね。

経験値による高低差があればあるほど

よく歌手などの芸能人がヒットを連発し、一気に上り詰めて、覚せい剤に手を出してしまったりすることはよくありますよね。

酷い人に至っては自殺してしまう人もいます。

庶民からすれば、「別に死ななくても・・・。」なんて思ったりします。

アレです。

アレが経験値が邪魔する「高低差」なのです。

高いところへ上れば上るほど、転落する時の痛手は大きいものとなります。

どうせ転ぶなら低いところで転んでおけばケガも少なくて済んだのに、高い所に上ったばっかりに大怪我をした。命まで失った。

そういうことです。

全く不自由ない暮らしをしてきた期間が長ければ長いほど、障害を負った後の苦しみは必要以上の苦しみをその人に与えます。

人間はアンインストール不可な生き物

人間は、脳ミソの中に蓄えられた過去の経験データによって構成される生き物です。つまり、脳ミソの生き物なのです。他の動物とは違います。

この過去の経験データをパソコンのように簡単にアンインストールして書き換えが出来れば苦労はしません。

私は吃音の悩みで一番苦しんでいた頃、何度もそう願いました。

「いっそ、記憶喪失になりたい・・・」

と。

だから、この脳ミソに蓄えられた経験値や成功体験の数などが、吃音というウイルスによってバキバキと破壊されていきます

過去や現在の自分を破壊し、そして未来への悲観を連れてくる。

そして、自我が崩壊し絶望を迎えます。

中途障害者になられる方はだいたい同じような道を辿られるのではないでしょうか。

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子供の頃に吃音になることのメリットとは?

子供のほうが「柔軟性」がある

子供は大人に比べて、間違いなく柔軟性があります。体も同じです。

何十年と同じ考えで価値観で、それなりに幸せに生きてこられた人にとっては、何か障害にぶつかった時、自分の固い頭に一番苦しめられます。

自殺してしまう人というのも、最終的には自分の頭との勝負に負けてしまっているのです。

今の時代は、子どもでさえ「いじめ」を理由に自殺をしてしまう子がいる悲しい時代です。

しかし、それでも大人に比べれば柔らかい頭をしています。いくらでも思考や価値観を創っていけます。

未来を悲観する必要は全くありません。

子供には無数の「選択肢」を選べる時間が沢山ある

私は大学を卒業し、自分の夢だった仕事に就いた途端に吃音者になりました。

そして、地獄の苦しみを味わい、耐えきれなくなり、仕事を失いました。

夢も希望も失いました。彼女も失いました。自殺を何度も何度も考えました。

でも「死のう」と思えば思うほど、一所懸命育ててくれた母親の事が浮かんできて勇気が出ず、死ぬことも出来ない自分のふがいなさにも絶望しました。

でも、生きていくには働いて食べていかなくてはならない。こんな吃音がありながら働けるのか?仕事を選んでいる余裕はない。とにかく収入を得なければ。ということで、吃音での挫折後を生きてきています。

だから、本当は若いうちにもっと選択肢をじっくりと吟味したかったのですが、40代を過ぎてから今、現在の生活を保ちながら、新しい選択肢を模索しています。

だから、学生時代に吃音者になった君には、人生の選択肢を決めたり選んだりする時間はたくさんある。是非、ここはゆっくりと真剣に考えてね。

それ以上の下はない。あとは上るだけだよ

今、君が苦しんでいる事はまぎれもなく地獄です。それは間違いのない事実です。「この世とあの世の狭間」とでも言う表現が良いでしょうか。

「吃音」が出たり出なかったり、他人の前ではどもるのに、一人言であればどもらない。地に足がつかない状態。

「狭間=グレーゾーン」はどんなことでもしんどいです。

しかし、未来を悲観する必要はありません。

もう充分に苦しんだ君には失うものが何もないからね。

あとは上を見て上っていくだけだ。

必ず光が差し込んでくる時があるよ。

吃音のある子供たちは何をすべきか?

「武器」を身につける

子供のうちから吃音者になった君はラッキーだよ。

それはなぜかというと、君の「武器」を身に付ける時間がいくらでもあるからだよ。

今の時代は、YOUTUBEもあるしインターネットでも無数の情報が知ることができる。

だから、実際に体験しなくても自分が興味を持つものに出会いやすい

そして、自分の趣味を仕事にする時代がやってきた。

これはとってもすごいことなんだよ。

だから、君の人生ゲームをクリアするための武器をゆっくりでいから探すんだ。

「自信」を持つ?

よく「自信を持て、自信を持て」などと言ったりする人がいますが、そういう人に限って実は自信を持っていない人が多かったりします。

そんなくだらない話ではありません。

「自信」などというものは持つものではありません

単なる慣れです。ゆっくり湧くものです。

上で書いた「武器」なるものを身に付けたら、勝手に自信なんてついています

そして、自信は人を変えます。

「成功体験」を繰り返す

そして、その武器をどんどん増やしていくんだ。その武器って決して他人を傷つけるものじゃないよ。

ここでいう「武器」とは、他人を助けるためのものや、自分自身が一生懸命になれるようなもののことを言うんだ。

そして、それをどんどん増やしていけばいい。

すると、君の目に映る世界はきっと今とは全く違う世界になっているはずだよ。

まとめ

私は自分自身の吃音を100%受け入れられているわけではありません。

だからこそ、偉そうなことは言えませんが、苦しむ人間のリアルな話は出来ます。

そんな自分でも、今色んな経験をしてきて思えるのは

「比較的若い時に吃音者になっていてよかった。」

ということです。(私は22歳で吃音者になりました)

吃音に苦しみ始めてからは、色々な事を学ぶようになりました。

時間がいくらあっても足りないくらいに知的好奇心が強くなりました。

「どうせなら、少年の頃から吃音者だったら時間ももっとあったのにな~。」
「自分の人生をもっと真剣に考えただろうにな~。」

なんて思っています。

また、現代は、IT技術がどんどん進歩し、障害のある人に与えられているチャンスは格段に広がっています。

だから吃音に悩む君は、未来を悲しむことはないからね。

今は素晴らしい未来を掴むチャンスだよ!

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