
どの業界でも「あるある」ってありますよね?
出来れば、自分自身がその業界に就職する前に、出来るだけ細かく正確な情報が欲しいものです。
この記事では、「介護施設あるある」の中でも大きな問題である、
「サービス残業」
について、介護士目線で書いていきます。
介護業界は今でもサービス残業当然なの!?
私が勤めてきた介護施設(主に特養)では、月に1回の職員会議や、「事故防止」、「虐待防止」などの委員会がありました。
おそらくどこの施設でもありますよね。
そして、それらが完全時間外に行われるのです。
別に残業手当が支給されるなら、問題のない話なのです。
しかし、私が以前勤めていた施設では、入社して初めてそういった会議などに出席した際、上司に、
と聞いた際、
だったのです。
それを見た瞬間、
って思いました。
その事業所は、やはり、休暇においても、徹底的にガン無視を決め込んで有給休暇はとらせない方針でしたね。
辞めて正解でした。
きっと、まだまだこんな事業所はあると思います。
注意してくださいね。
サービス残業をサービス残業にさせない「いやらしい方法」に注意せよ!
でも、こんな事業所でもあまり文句も言わず、続けている職員さんはいるんですよね。
別に個人の自由なんですけどね。私には無理です。しんどさよりも、その「い・や・ら・し・さ」が・・・。
「残業つけるなよ。」
「有給つかうなよ。」
と暗に空気感で漂わせておいて、
もし、仮に突っ込まれようものなら、
と逃げる算段です。
介護業界には多いのでしょうか?
こういう場合の職員の奉仕精神は、健全な労働環境をつくるには、本当に迷惑でしかありません。
あってはいけない奉仕精神とは!?
「奉仕精神」って素晴らしいと思います。
そして、福祉の業界では、
とも思ったりもします。
しかし、奉仕精神の使いどころを間違えてはいけません。
先述したサービス残業の内容などは、
にしかなっていません。
役職者ともなると、職員の負担や残業手当でのバランスなども考えないといけません。
しかし、職員がサービス残業をしていても黙認。
や
といった言葉を発することは一切なく、
と思っていたらどうですか?
実際、こんなヤカラは多いですからね。
自分の怠慢の為にあなたの大切な時間が奪われている・・・。
人の怠慢のための奉仕精神
って聞いたらどうですか?
って誰しも思いますよね。
そう、こんな奉仕精神は決してあってはいけないのです。
しかし、何も言わず、もくもくとサービス残業している人たちがいるのも現実です。
さいごに
リーダーや主任ともなると、こういった部分には特にシビアにならなければいけません。
上長や経営者に、折衝することが怖くて、部下に無理を強いる上司はいくらでもいます。
上司が目先の楽を取り、そして、その部下が上司の怠慢をカバーする構図
が本当によくあります。
しかし、そんな介護現場は、間違いなく破綻します。
一番大切なものは、「自分の人生の時間」です。
その一番大切な自分の人生の時間を、他人の怠慢のための使うことだけは絶対にやめましょうね。