
どの業界でも「あるある」ってありますよね?
出来れば、自分自身がその業界に就職する前に、出来るだけ細かく正確な情報が欲しいものです。
この記事では、「介護施設あるある」の中でも「給与」の問題と匹敵するくらいの大きな問題である、
「休暇」
について、介護士目線で書いていきます。
「お盆や年末年始の休暇がない」って本当なの!?
介護業界の中でも、自分が働く事業所によって、その特性はさまざまです。
入所施設だと、年間365日稼働していますし、デイサービスなどは、お盆や年末年始は休みのところもありますね。
だから、一概に
とは言い切れませんが、特別養護老人ホームやグループホーム、有料老人ホームなどの入所施設では充分にありえます。
私も過去に勤めてきた特養では、やはりどこも休暇はありませんでしたね。
まさか「有給休暇」はあるよね?
現在は、労働者はみな年間に5日以上は有給休暇を消化することが義務づけられましたね。
でも、本来職員のリフレッシュのために与えらえている当然の権利を、法律で「義務化」するっておかしな話ですよね。
それだけ日本という国は、労働者の立場が弱いということなんでしょうね。
介護業界においては、施設によっては、人手の少なさのあまり、職員同士で
みたいな雰囲気を作ってしまっている所もあります。
これは、経営者からしたら
とでも思っているのでしょうか?
ま、そんな事業所は絶対に上手くいきませんけどね。
みんな耐えてるだけなの!?
しっかりしている上司がいて、風通し良い社風が築けている事業所などは、職員が有給消化100%を目指しての取り組みがあったりします。
だって、入所施設などはお盆も年末年始もほぼ休めませんからね。
せめて有給休暇くらいは使って、時期をずらせてでもリフレッシュ休暇をとりたいですよね。
それが、職員定着にも繋がりますしね。結局は職員の事を真剣に考えられる事業所の経営が安定します。
いつでも求人広告を賑わしている事業所は、たぶんここがダメなのです。
さいごに
介護業界あるあるシリーズの「休暇」に関する話を簡単にまとめましたが、どうでしたでしょうか?
あなたが介護業界にお勤めでしたら、同じような境遇で働かれていないでしょうか?
私の経験上、介護業界は、本当に労働者に甘えています。
とさえ、思わされるほどでした。
介護業界は、
介護士の犠牲のもとに成り立っている業界
ともいえます。
現在、人手不足のために
と政府はやってきています。
しかし、闇は金銭面だけではなく、もっと深いです。
「福祉業界は介護士の人生の犠牲のもとに成り立っている業界」
ということを念頭に置いて改善策を考えていって欲しいものですね。