
どの業界でも「あるある」話ってありますよね?
出来れば、自分自身がその業界に就職する前に、出来るだけ細かく正確な情報が欲しいものです。
この記事では、「介護施設あるある」の中でもよく耳にする、
について、介護士目線で書いていきます。
目次
新人介護士が続かないのは誰の責任!?
❶本当に職員の責任なのか?
と言う話は本当なのかどうか?
結論を言えば、一理あると言えば一理ありますが、正解ではありません。
❷もっと大前提の話
というか、この問題を論じる前に、
と、上司や経営者がこういう発言を公言してしまっている時点でアウトですよね。
だいたいそんな職場に就職したいと思わないでしょ。
って思いますよね。
❸責任の所在よりも大事なこと
どうしても人は、自分が楽しようとして、物事がうまく運ばないと、
と考えがちです。
この介護施設の経営者の方も同じなのですよね。
でも、こういう人に限って、
などといったことは、職員と話をして決めたことがないわけです。
どんな職員が新人をつぶすのか?
実際に「新人をつぶす職員」がいることも事実ですので、これについて見ていきましょう。
❶仲間意識がない職員
人手に困っているのは介護職員のはずなのに、私が過去にいた施設ではこんな人がいました。
就業初日に、私は指導役の人に、
と挨拶したら、
といきなり吐き捨てるように言われた経験があります。
新人である私の立場からしたら、
ってな話ですよね。
まぁ、こんな人がいるんじゃダメですよね。
❷自分流でやる職員
介護はチームプレーであるので、職員同士のコミュニケーションがとっても大切です。
といったコミュニケーションと情報共有が本当に大切です。
しかし、
といった社会人・組織人にはあるまじき「オレオレ君」が多いのも事実です。
こうなると、ケアの統一も出来ず、新人さんは誰に教わったらいいのかわからなくなります。
❸人をバカにするバカ職員
どこの業界でも同じような事はありますが、介護業界が他の業界に比べて突出して違うのは、
職員の離職・入職の回転率の速さです。
そして、近場で各施設を転々とする人が多いのです。
だから、新しい職場でもまた同じ顔に出会う可能性が高いのです。
すると、もう就職前から情報が入ってきます。
なんて会話が、まだ会ってもないのに横行している場合もあります。
入職前からこんなウワサをされていたら、働く初日に行く前からもう辞めたいですよね。
結局、新人がすぐ辞めていく理由は?
❶施設側の問題
よくあることですが、面接時には
などと言っておいて、
と入職したまでは良かったけど、蓋を開けてみれば、残業の嵐だったりするわけです。
で辞めていかれるケースもよくありました。
ってな話ですよね。
❷職員の問題
先述しましたように、面倒な職員が多いのも事実です。
これはもう自分に合うか合わないかに左右されるでしょうね。
「Aさんには合わない人間関係でも、Bさんには合う人間関係だった」
といったように、相性もあるのです。
❸新人職員の辞める理由は?
上の❶のような、
のようなケースは例外ですが、だいたいの職員さんは、入職してしばらく働いて、自分の動向を決めるわけです。
その中で最終的な決定打となるのは、
改善の努力が見られないこと
でしょう。
・休みの問題
・残業の問題
・人間関係のトラブル
・利用者への介護方法
などなど、
といった改善の努力が施設全体にあれば、そうは辞めないと思いますよ。
さいごに
介護施設に勤めるようになって、何か所か経験し、長年の月日が経過しましたが、その中で思うのは、先述しましたとおり、
改善の努力が乏しい
という所です。
誰しも自分の働く施設には誇りを持ちたいものです。
しかし、現状に不満を言うのみで、毎日誰かに文句を聞いてほしくて、月日が流れ去っていく・・・。
そんな施設の光景をよく見てきました。
新しく働きに行く身としては、そんな施設で働きたくないですよね。
時代は「令和」に突入したというのに、ここは「昭和」?というような環境では、もちろん若手は続きません。
ではなく、双方が歩み寄って、一緒に改善の努力をしていく姿勢が一番大切であると私は考えています。