介護のコロナ慰労金はいつもらえる?条件あるの?もらえない場合もある?
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「介護のコロナ慰労金はいつもらえるの?うちの施設まだなんだけど・・・」

「まさか申請しないなんてないよね・・・」

「介護のコロナ慰労金はいつもらえるのか?」問題はそこかしこで聴かれているようです。

事実、私も

「あれ?いつもらえるの?」

と感じてしまいました。

こんな事で頭を悩まさせるなんて本当にバカげていますよね。

このコロナによる非常事態の状況化で、介護士や医療に関わる人達の労をねぎらうためのものなのに、すんなりと支払われない理由は、

事業所次第

になってしまっているからです。

この記事では、介護のコロナ慰労金はいつもらえるの?をハッキリさせる方法について書いていきます。

この記事で得られる情報

「介護のコロナ慰労金はいつもらえるの?」の不安をなくす

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介護のコロナ慰労金はいつもらえるの?目安は?

介護のコロナ慰労金もらうための最初の条件は?

介護のコロナ慰労金をもらうためには、とにもかくにも、事業所が行政へ申請しないことには始まりません

適切に申請が行われたうえで、やっと慰労金がもらえる条件が揃い、そして、そこから12か月程度の期間を経て支給されるのです。

だから、

「介護のコロナ慰労金はいつもらえるの?うちの施設まだなんだけど・・・」

と悩み続ける人は、事業所が行政へ申請していない可能性は大です。

介護のコロナ慰労金をもらえる目安|『委任状』の存在

「うちの介護施設、コロナの慰労金ってもらえるの?」

の目安となるのが、『委任状』の存在です。

コロナ慰労金は、事業所が職員の代わりに国から受け取り、それを後に職員へ分配するというルールがあります。

だから、

事業所が自分の代わりに、一旦自分のお金を受け取る

という事を了承しないといけないわけです。

普通に考えたらおかしな話ですね。

つまり、この委任状が職員の手元に届いてない場合は、その事業所はまだ申請していない(今後もしない?)ということになります。

介護のコロナ慰労金を請求する期限やその他条件はある?

介護のコロナ慰労金を請求する期限やその他条件はある?

コロナ慰労金を請求する期限

コロナ慰労金の請求する期限は、今のところ、今年度内あたりまでは大丈夫そうですね。

だから、一つの目安として、今年いっぱい年末あたりまで待っても何の音さたもないのであれば、一度上司に聞かれたほうが良いと思われます。

ダブルワーク(掛け持ち)や退職している場合は?

コロナ慰労金には、もらえる条件があります。まず大事なのが、対象期間です。

各都道府県によって違いますが、基本的には

新型コロナウイルス感染症患者1例目発生日又は受入日~6月30日

です。そして、

対象期間に10日以上働いていた

という実績が必要です。

だから、たとえ既に退職していたとしても該当する場合があります。

また、委任状にはしっかりと以下のような誓約内容が明記されています。

委任状にある誓約内容

✅私は、医療・介護・障害の慰労金について、他の介護サービス事業所・施設及び医療機関等からの給付申請や都道府県への給付申請を行いません。

✅当該慰労金について、複数回の受給を行った場合には、速やかに返還することを誓約します。

だから、ダブルワーク(掛け持ち)していても、慰労金をもらえるのは、1回のみです。

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介護のコロナ慰労金|「え?申請しないってどゆこと?もらえないの?」

介護のコロナ慰労金を申請しない事業所がある!?

「うちの介護施設、慰労金を申請しないって聞いたんですが、そんなことしていいんですか?」

先述しましたとおり、私たちが慰労金をもらう為には、委任状を書かされます。

そして、重複受給を防止するために他の事業所から申請しないこと等を誓約させられます。

しかし、逆に事業所が慰労金を払わないことを防ぐ仕組みはないのです。

「慰労金を早急に請求し、支給された場合は、速やかに職員へ均等に分配します。」

といったような誓約は、事業所側には要求されていないのです。

だから、申請しない事業所もあるのですね。

つまり、職員側の自己責任で留意しておく必要があるということです。

介護の慰労金は個人で申請できる?

上記のように、介護の慰労金を申請しない事業所は実際にあるそうです。

理由はさまざまですが、職員にとってはいい迷惑ですよね。

だって、今回のコロナ騒動に対しての苦労は個人個人違うはずです。

身内に大きな持病を抱えている人が複数人いて、尚且つ自分が大黒柱である場合、仕事を休めるはずもなく、そして会社からの休業補償もなく、そんな中、恐怖を感じながら働くわけです。

だからこそ、国から「労をねぎらうためのお金」として慰労金の支給が決定したはずです。

それなのに、上司や経営者の独断で、

「いや、うちは申請しないでおこう。」

なんて身勝手すぎる話ですよね。

でも、実際に申請しない事業所はあります。

そんな方は、『個人申請』の手段もありますので、是非、自分が住まれる都道府県のホームページを調べてみて下さいね。

うちの介護施設でコロナ感染者が出た!?慰労金は20万円にアップするの!?

うちの介護施設でコロナ感染者が出た!?慰労金は20万円にアップするの!?

うちの介護施設でコロナ感染者が!?慰労金は20万円にアップする!?

「(2020年9月現在)最近、うちの施設にコロナ感染者が出たのよ!つまり、これって慰労金も20万円になるってことよね?」

「うちは既に5万円の慰労金をもらっていたけど、差額の15万円が支払われるってこと?」

コロナの感染拡大が広がる中、こういった人もおられたのではないでしょうか?

しかし、先述しましたとおり、コロナ慰労金に関しては、対象期間が決まっております。

つまり、7月1日以降にコロナ感染者が出たからといって、20万円は支給されないということです。

参考:https://www.mhlw.go.jp/content/000652802.pdf

新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(介護分)に関するQ&A(第2版)

厚生労働省老健局

令和2年7月28日

 

介護施設でのコロナ感染は継続している「今後も慰労金は出るの!?」

第二波のようなものが来て、

「〇〇県の介護施設にコロナ感染者が・・・」

といったようなニュースも耳にすることがよくありました。

介護士の身としては、

「こんな感じで続くんじゃ、たまったものじゃないよね。」

「テレワークできないんだよ、わたしたちの仕事。」

「また慰労金もらえるのかしら。」

という気持ちがある人も多いかと思います。

もちろんこんな話も国会では話し合われているのです。

参考:https://www.joint-kaigo.com/articles/2020-09-02.html

しかし政府は、

「コロナは、もう全くの未知のものではない」

といったような見解で、どうやら前向きではないようですね。

介護業界で働く身としては、

「先に特効薬なりワクチンなりが実用化してから言ってくださる!?」

といったところでしょうか?

介護のコロナ慰労金はいつもらえるの?|まとめ

ここまで書いてきましたとおり、コロナの慰労金もまずは事業所に支払われるものです。

なので、事業所が間接的に受け取り、それを職員に分配します。

国が「一律に5万円(若しくは20万円)」と言っているわけですから、その金額を事業所単位で変えてくることはないと思われます。

しかし、悪質な事業所であれば、特定処遇改善手当の時のように、目くらましとしてボーナス時に支払ったりする可能性はあります

これでは「慰労金」という意味を全くなさなくなります。

私も介護士なので毎年痛感しておりますが、介護の仕事は感染症が流行ったからといって、感染者から逃げられない職種です。

毎年冬になると

「テレワークいいな~。」

なんて思っています。

なぜなら過去に何度も事業所で、入居者さんからインフルエンザをもらってきているからです。

それに対しては何の保障もありません。

致死率はコロナよりも高いのに。

つまり、処遇改善手当や慰労金も、支給するに至った意図や目的を実現したのであれば、個人に直接分配すべきです。

そして、今後もこういった制度は見直して新たに設けていく必要があると強く思っています。

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